2025/06/27 (金)
こんにちは!
きものギャラリー本嶋です。
今年も早いもので、まもなく一年の折り返し地点を迎えますね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
成人式や特別な日に振袖を着るとき、「もっと目をぱっちり見せたい!」って思われてる方はいらっしゃいますか?
せっかくの晴れ着なのに、メイクがイマイチだと写真映えも半減してしまいますよね。
今回は、プロのヘアメイクアーティストが撮影現場で実際に使っている「デカ目メイク」の極秘テクニックを、振袖専用にアレンジしてお届けします!
1mmでも2mmでも目を大きく見せたい皆さんに、本当に効果のある方法だけをこっそりお教えします ⸝⋆
ぜひ参考にしてくださいね!
普段のメイクと振袖メイクは、実は全然違うものなのです。
振袖は色鮮やかで豪華な柄が特徴的ですが、その美しさに負けないよう、お顔立ちもはっきりと印象的に仕上げる必要があります。
特に目元は、振袖の華やかさとバランスを取る重要なポイント。
さらに、振袖を着るシーンは写真撮影が多く、自然光での屋外撮影からスタジオでのフラッシュ撮影まで、様々な光の下で美しく映るためには、いつもより少し濃いめのメイクが必要なのです。
ここからは「デカ目メイク」のテクニックについて詳しく解説していきますね。
まずは基本から!
プロが教える正しいアイラインの引き方をマスターしましょう。
引きやすいポーズ
片方の手でまぶたを軽く引き上げ、まつ毛の生えぎわが見えるようにします。
少しあごを上げるとさらに引きやすくなりますよ。
振袖向けアイラインの引き方
初心者さんはペンシルタイプのアイライナーがおすすめです。
目尻から目頭に向かってアイラインを引きます。
線ではなく点で埋めるようなイメージで、アイライナーを横に小刻みに動かしながら、粘膜部分は避け、まつ毛とまつ毛の隙間を埋めるようにしてのせていきます。
最後に、目頭から目尻に向け、先ほどと同じように横に動かしながらラインを引くと、くっきりとしたアイラインの完成です!
目幅を大きく見せる「目頭切開ライン」は、振袖メイクに欠かせないテクニックです!
盛り過ぎず、今どきメイクになじんで自然に仕上げるのがコツです。
目頭切開ラインの引き方
1. ペンシルアイライナーを使用し、目頭のキワにラインを描きます
2. 次に、リキッドアイライナーを使用し、目頭の先端にちょんと置くようにして、目頭切開ラインを描きます
振袖の華やかさに合わせて、普段よりも少しはっきりめに入れるのがポイントです!
「影色アイライン」とはすっぴん風なのに、ちゃんと目元を引き締めて、自然な目力を瞳に宿してくれる魔法のようなアイラインです!
影色アイラインの引き方
1. 目のキワに沿って細くラインを引きます。
目のキワに入れるのが苦手な場合は、目尻にだけ入れてもOKです
2. さらに、黒目の下のまつ毛の生えぎわにも、細くラインを入れましょう。
こうすることで目を縦にも大きく見せることができるので、デカ目効果がアップします!
カラーは透け感のある「グレイッシュブラウン」がおすすめです。
目のキワに影のようになじんで、ナチュラルなデカ目に見せてくれます⭐︎
先ほど2つ目のテクニックでは「目頭切開ライン」をご紹介しましたが、次は「目尻切開ライン」です。
下まぶたの目尻部分にラインとハイライトを入れ、目の横幅を大きく見せるテクニックで、振袖の豪華さに負けない、しっかりとした目元を作るのに最適です⸝⋆
目尻切開ラインのやり方
1. アイホール全体に、ライトブラウンのアイシャドウをなじませます。
2. 黒のペンシルアイライナーで、上まつげの隙間を埋めるようにラインを引きます。
目尻部分のラインは徐々に太くなるように、目尻の延長線に沿って長めにラインを引きましょう。
3. 下まぶたの中央・水平にアイラインと同じ長さまでのばした位置・目尻の3点をつないだ三角エリアに、ホワイトパールのアイシャドウでハイライトを入れます(ぼかさず、くっきりと入れるのがポイント)
4. 薄いブラウンのアイライナーでラインを描きます。
5. マットブラウンのアイシャドウを描いたラインの上に重ねます。
こうすることで、ラインが肌に溶け込むようになじみ、ナチュラルな仕上がりになります!
目力アップしたい時やデカ目効果がほしい時は、「まつ毛」も重要なポイントです!
描いているなんて絶対にバレない、ナチュラルな「描きまつ毛」テクニックをご紹介します。
描きまつげメイクHOW TO
1. 下まぶたにブラウンのアイシャドウを薄く入れます
2. ブラウンのリキッドアイライナーで黒目の下辺りから目尻まで、まつげを描き足しましょう
3. まつげを描く際は、放射状になるように描くと自然に。
地まつげの量や長さに合わせて、描く量を調節するとより自然になります◎
4. 最後に、地まつげにブラックのマスカラを塗ったら完成です
「描きまつげ」は韓国アイドルも行っているまつ毛メイクテクニックです。
分かりにくい場合は、YouTubeなどで調べてみると分かりやすい動画が載っていますよ♪
目元をキュートに見せることはもちろん、デカ目効果も期待できる「涙袋メイク」。
やり過ぎ感がでない、自然に仕上がる涙袋メイクのポイントをご紹介します⭐︎
涙袋メイクHOW TO
1. 明るいベージュのアイシャドウを細めのチップにとり、下まぶた全体に均一になじませます。
太いチップを使うとわざとらしさが出てしまうので、必ず細いチップでなじませましょう。
2. ブラウンのアイブロウペンシルを使用し、先ほど塗ったアイシャドウの下を軽くなぞって、細めに影をつけます。
その後、綿棒でしっかりぼかしてなじませます。
影は下まぶた全体に入れるとクマっぽく見えてしまうので、下まぶたの中央あたりにだけ引き、目頭と目尻部分には引かないのがコツです!
ジワジワと人気が復活している「囲み目メイク」。
肌なじみがよいバーガンディカラーのアイシャドウを使用すれば、目力をしっかり出しつつも、大人の女性らしい柔らかで印象的な目元が叶います⸝⋆
ソフト囲み目メイクHOWTO
1. ゴールドのアイシャドウをブラシもしくは太いチップに取り、アイホール全体と下まぶたになじませます
2. 細めのチップにバーガンディのアイシャドウを取ったら上まぶたのキワにON。二重幅の半分くらいまでを目安に入れましょう
3. 次に、下まぶたにバーガンディシャドウをなじませます。涙袋の幅を目安に広めにON
4. ブラウンのペンシルアイライナーで、上まぶたのキワを締めたら完成です
以上の7ステップ、皆さま試してみたいものはありましたか?
どれも普段のメイクにひと手間加えるだけなので、どれか一つでも気になるものがあったら試してみてくださいね。
目元のクマやくすみが気になるからと、目の下ギリギリまでコンシーラーを塗っていませんか?
実は下まぶたを完全にカバーしてしまうと、目が小さく見えたりのっぺり顔に見せたりしてしまうので注意が必要な部分なのです。
1. 自分の肌の色とマッチするコンシーラーを指やブラシに取り、目頭の下を少しあけて斜め下にのばします。
クマが出やすい部分に置くようなイメージでのせてみてくださいね。
2. 次にコンシーラーを、目尻に向かって、指でトントンと叩き込むようになじませます。
コンシーラーは、目の下ギリギリにはなじませないように注意してくださいね。
目の下にあえてなじませないことで自然な陰影や涙袋が残り、目元やほおに立体感が生まれます。
振袖を着ている時間は結構長く、時間がたてば目元のメイクが落ちてしまう….そう思われている方多いと思います。
せっかく頑張ったデカ目メイク、長時間キープしたいですよね。
ちょっとした工夫で、仕上がりがぐっと長持ちしますよ。
①アイシャドウベースは必須:アイシャドウを塗る前に、必ずアイシャドウベースを仕込みましょう。
まぶたの油分を抑え、アイシャドウの発色と密着を高めてくれます。
少量で伸びの良いものを選び、まぶた全体に薄く均一に塗布するのがポイントです。
②パウダーで軽く抑える:リキッドやクリームタイプのアイシャドウを使う場合は、その後に上から軽くパウダーアイシャドウを重ねるか、透明のフェイスパウダーで軽く抑えることで、ヨレにくくなります。
③ブラシ使いで密着度を高める:アイシャドウは、チップよりもブラシを使った方が、まぶたにしっかりと密着しやすく、持ちが良くなります。
特に、最後にブラシで軽く押さえるように馴染ませると効果的です。
④涙袋メイクもベースを仕込む:涙袋にアイシャドウやラメを乗せる場合も、アイシャドウベースやコンシーラーを薄く塗っておくと、持ちがアップします。
①描く前に油分オフ:アイラインを引く前に、まぶたの油分を綿棒やティッシュで優しくオフしましょう。
油分があると、アイラインが滲みやすくなるためです。
②リキッドアイライナーがおすすめ:ペンシルタイプよりも、密着度が高く落ちにくいリキッドアイライナーがおすすめです。
ウォータープルーフやスマッジプルーフ処方のものを選ぶとさらに安心です。
*しかし、初心者の方には使いやすいペンシルタイプをおすすめします。
③インラインを仕込む:まつ毛の生え際を埋めるようにインラインを引くと、目のフレームが強調され、デカ目効果がアップするだけでなく、滲み防止にも繋がります。
④アイシャドウで軽く押さえる:リキッドアイライナーが乾いたら、同系色の濃いアイシャドウを細いブラシでアイラインの上から軽く重ねると、にじみにくくなります。
①マスカラ下地を使う:マスカラを塗る前に、マスカラ下地を塗ることで、カールキープ力とマスカラの持ちが格段にアップします。
繊維入りのものを使うと、より長くボリュームのあるまつ毛に仕上がります。
②ウォータープルーフタイプを選ぶ:汗や皮脂に強いウォータープルーフタイプのマスカラを選ぶのが基本です。
③トップコートで仕上げる:マスカラが完全に乾いた後、マスカラトップコートを重ね塗りすると、カールやボリュームをキープし、滲みを防ぐ効果があります。
いかがでしたか?
プロのヘアメイクアーティストが撮影現場で実際に使っているテクニックを、振袖専用にアレンジしてお伝えしました。
どれもほんのちょっとの簡単テクですが、目力アップが叶うコツなのでぜひ試してくださいね ⸝⋆
特別な日のメイクで、最高に輝く自分を演出してくださることをお祈りしています❤︎
ぜひ今回の記事を参考にしていただけると嬉しいです!
当店では、振袖のレンタルから前撮り撮影までトータルでお手伝いしております。
不安なことがあれば、お気軽にご相談くださいね♪
あなただけの特別な一日のお手伝いができることを、スタッフ一同楽しみにしています!
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
きものギャラリー本嶋で振袖をご成約いただくと、プロのスタッフがすべてをサポートし『振袖まるごとお手伝い』します。
お振袖選びから、記念写真、成人式のお支度、アフターフォローまで本嶋におまかせ下さい。
◇ ◇ ◇
本嶋では、最高の思い出をつくる!コーディネートにこだわる!家族愛を大切にする!という三つの心を掲げて、日々皆様が心より喜んでいただけるよう精一杯お手伝いをさせていただいております。
当店で取り扱うお振袖は「一地域一柄のみの販売、レンタル」ですのでどうぞお早めにお越しください。
仕立て替え、染め替え、シミ抜きなどのご相談も随時賜っておりますので、お母様のお振袖を着られるという方もお気軽にご相談くださいませ。
▽振袖に関するご相談、ご来店予約はこちらまで
・本嶋公式HP
℡:0120-020-727