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2025/06/19 (木)
こんにちは！
きものギャラリー本嶋です。
今年も早いもので、まもなく一年の折り返し地点を迎えますね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
成人式や結婚式で振袖を美しく着こなすために、お肌のケアってとっても大切ですよね。
特に振袖の美しい色合いを引き立てるためには、白く透明感のある「白もち肌」が欠かせません。
今回は、日焼け止めの選び方や塗り方、アフターケアまで、白もち肌を守るための紫外線対策を徹底解説します ⸝⋆
ぜひ参考にしてくださいね！
振袖の魅力を最大限に引き出すためには、実はお肌の美しさが何より大切なのです。
特に日本の伝統的な美意識では「色の白いは七難隠す」という言葉があるように、透明感のある美しい肌は昔から重要視されてきました。
振袖の華やかな色彩や繊細な柄は、お肌の美しさがあってこそさらに映えるものです。
紫外線対策をしっかり行い、綺麗なお肌で振袖・着物を美しく着こなせると素敵ですよね。
紫外線（UV）は、波長の長さによって主にUVAとUVBの2種類に分類されます。
この違いを知ることで、より効果的な対策ができるようになります。
UVA（紫外線A波）は、お肌の奥深く（真皮層）まで届く紫外線です。
コラーゲンやエラスチンを破壊して、シワやたるみの原因となります。
また、メラニン色素を酸化させて、肌を黒くする作用もあります。
一年中降り注いでいて、雲や窓ガラスも通り抜けてしまう厄介ものです。
UVB（紫外線B波）は、お肌の表面（表皮層）に作用する紫外線です。
日焼けで肌が赤くなったり、シミの直接的な原因となったりします。
特に夏場に強くなりますが、冬でも油断は禁物です。
ご存じの通り紫外線は、肌にさまざまな悪影響を及ぼすことが明らかになっています。
・日焼け: UVBによって肌が赤くなり、炎症を起こします。
・シミ・そばかす: メラニンの過剰生成により、色素沈着が起こります。
・シワ・たるみ: UVAによって肌の弾力が失われ、老化が進行します。
これらの影響を防ぐためには、日々の紫外線対策が重要となってくるのです。
実は、お肌の老化の約80%は紫外線による「光老化」が原因であると言われています。
自然な加齢による老化はわずか20%程度。
つまり、紫外線対策をきちんと行うことで、お肌の老化を大幅に遅らせることができるということなのです。
紫外線を浴びると、お肌の中で活性酸素が発生します。
この活性酸素がコラーゲンを破壊し、メラニン色素を過剰に作り出すことで、シミ・シワ・たるみが発生してしまうという訳です。
日焼けを防ぐためには日焼け止めが一番の重要アイテムですよね。
ここからは具体的な日焼け止めの選び方についてご紹介していきますね。
日焼け止めを選ぶ際に注目すべき指標が「SPF」と「PA」です。
・SPF（Sun Protection Factor）: 主にUVBを防ぐ効果を示します。
数値が高いほど効果が持続します。
・PA（Protection Grade of UVA）: UVAを防ぐ効果を示します。
「+」の数が多いほど効果が高いです。
日常生活ではSPF30・PA++程度、屋外での活動が多い場合はSPF50・PA+++以上を選ばれることをおすすめします。
室内にいても、紫外線は窓からすり抜けたり、壁に反射して差し込んでいます。
できれば日焼け止めは毎日塗ることを心がけてくださいね。
お肌に合わない日焼け止めを使用してしまうと、肌トラブルの原因になったり、お肌を守るつもりが逆にストレスをかけてしまう場合もあります。
肌質に合わせて、以下のような日焼け止めを選んでみてくださいね。
・敏感肌: お肌がデリケートな敏感肌さんは、日焼け止め選びも慎重に。
紫外線からしっかり守りつつ、肌への刺激を最小限に抑えることが大切です。
おすすめは、紫外線吸収剤を使わないノンケミカルタイプです。
紫外線散乱剤である酸化亜鉛や酸化チタンが、肌の上でバリアとなって紫外線を跳ね返してくれます。
さらに、アルコールや香料、着色料、パラベンなどの添加物が少ない低刺激処方のものを選ぶと安心です。
・乾燥肌: カサつきが気になる乾燥肌さんは、日焼け止めに保湿力を求めることが重要です。
ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲンといった高保湿成分がたっぷり配合されたものを選びましょう。
テクスチャーもしっとりとしたクリームタイプやミルクタイプがおすすめです。
油分が肌の水分蒸発を防ぎ、日中の乾燥から肌を守ってくれます。
・脂性肌: テカリやベタつきが気になる脂性肌さんは、さっぱりとした使用感の日焼け止めを選びましょう。
オイルフリーやノンコメドジェニック処方のものが、ニキビの原因になりにくくおすすめです。
皮脂を吸着してくれるシリカや酸化亜鉛が配合されていると、テカリを抑える効果が期待できます。
ジェルタイプやローションタイプなど、みずみずしいテクスチャーのものが使いやすいでしょう。
＊毎日使うものだからこそ、テクスチャーや香りなど、自分の好みに合ったものを選ぶことも大切です。
敏感な方は、無香料のものを選ぶと良いでしょう。
また、日焼け止めがお湯や石鹸で簡単に落とせるかどうかも、肌への負担を考えると重要なポイントです。
使用するシーンによって、日焼け止めのタイプを使い分けましょう。
・日常使い: 軽いテクスチャーで化粧下地としても使えるもの
・アウトドア: 汗や水に強いウォータープルーフタイプ
・メイクの上から: スプレータイプやパウダータイプで、手軽に塗り直しができます
次に、日焼け止めの正しい塗り方についてお話ししますね。
日焼け止めには、製品ごとに推奨されている使用量があります。
量が少ないと、表示されているSPFやPAの効果を十分に得られないことがあるので注意してくださいね。
・顔：クリームタイプや乳液タイプならパール粒大2個分程度、リキッドタイプやジェルタイプなら1円玉大2個分程度が目安です
・体：1部位につき500円玉大を目安に塗布します
以下の部位は塗り忘れやすいため、注意が必要です。
・耳や首の後ろ
・髪の生え際
・手の甲や足の甲
・デコルテ
髪の生え際やフェイスライン、耳の後ろ、首筋なども忘れずに塗ることが大切です。
目の周りは皮膚が薄くデリケートなので、優しく丁寧に塗ることを心がけてくださいね。
日焼け止めの効果は、汗や皮脂、摩擦などによって時間とともに薄れてしまいます。
2〜3時間おきを目安に塗り直すのが理想的です。
特に、汗をたくさんかいた後や、タオルで顔を拭いた後、海やプールに入った後などは、必ず塗り直しましょう。
メイクの上から塗り直す場合は、ティッシュで軽く油分を抑えてから、パウダータイプの日焼け止めを重ねたり、スプレータイプの日焼け止めを使用したりするのがおすすめです。
日焼け止めは、外出する15〜30分前に塗るのが効果的です。
塗ってすぐに効果を発揮するわけではないので、お出かけ前に余裕をもって塗りましょう。
日焼け止めと併用して、以下のアイテムを活用すると効果的です。
・帽子: つばの広い帽子で顔や首をカバー
・日傘: UVカット加工された日傘で直射日光を遮断
・サングラス: UVカットレンズで目を保護
・アームカバー: 腕を紫外線から守る
・UVカット衣類: 特殊な繊維で紫外線を遮断
紫外線を浴びた後のケアも、白もち肌を保つためには欠かせません。
外に長時間いた日や、日焼けで肌が少し赤くなっている場合は以下の3つのケアを試してくださいね。
日焼けした肌は炎症を起こしているため、冷たいタオルや保冷剤で冷やしましょう。
紫外線によって乾燥した肌には、保湿が必要です。
化粧水で水分を補給し、乳液やクリームで蓋をしましょう。
シミやそばかすを防ぐために、美白成分（ビタミンC誘導体、アルブチンなど）を含むスキンケア製品を取り入れると効果的です。
１、紫外線の影響を理解し、適切な日焼け止めを選ぶ。
２、正しい方法で日焼け止めを塗り、こまめに塗り直す。
３、紫外線対策グッズを活用して、肌を守る。
４、紫外線を浴びた後は、冷却・保湿・美白ケアを行う。
これらの対策を日常に取り入れることで、白もち肌をキープし、振袖の美しさを引き立てることができます。
美しい振袖姿は、日々の丁寧なスキンケアがあってこそ実現できるものです。
特に紫外線対策は、今日から始めることで確実に効果を実感できるものなので、ぜひ今日から取り入れてみてくださいね。
いかがでしたか？
大切な日に最高の自分でいるために、今日からできることを少しずつ始めてみませんか？
あなたの振袖姿がより一層美しく輝くよう、心から応援しています ⸝⋆
皆さんの素敵な振袖体験が、一生の宝物になりますように…！❤︎
ぜひ今回の記事を参考にしていただけると嬉しいです！
当店では、振袖のレンタルから前撮り撮影までトータルでお手伝いしております。
不安なことがあれば、お気軽にご相談くださいね♪
あなただけの特別な一日のお手伝いができることを、スタッフ一同楽しみにしています！
今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
きものギャラリー本嶋で振袖をご成約いただくと、プロのスタッフがすべてをサポートし『振袖まるごとお手伝い』します。
お振袖選びから、記念写真、成人式のお支度、アフターフォローまで本嶋におまかせ下さい。
◇ ◇ ◇
本嶋では、最高の思い出をつくる！コーディネートにこだわる！家族愛を大切にする！という三つの心を掲げて、日々皆様が心より喜んでいただけるよう精一杯お手伝いをさせていただいております。
当店で取り扱うお振袖は「一地域一柄のみの販売、レンタル」ですのでどうぞお早めにお越しください。
仕立て替え、染め替え、シミ抜きなどのご相談も随時賜っておりますので、お母様のお振袖を着られるという方もお気軽にご相談くださいませ。
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